京都大学 水産 実験所 学生

3.学生

山崎 哲也[やまざき てつや]

山崎哲也 写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 博士課程
連 絡 先: yamazaki.tetsuya.28n*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋環境学
趣  味: 旅行、読書
研究課題: 若狭湾西部(丹後海)における底質環境とベントス群集構造の季節変動
若狭湾西部に位置する丹後海は由良川河口に面し、河川の影響を大きく受ける。その変動は季節により大きく異なり、海域での底質環境は変化する。底質は海域を総合的に評価する指標となると言われている。また海底に生息するマクロベントスは局所的な個々の場所の指標性に優れているため、底質環境とマクロベントスの2つを調べることで海域環境を把握することを目的として現在研究しています。
経歴・業績など:
東京都立富士高校→近畿大学農学部→京都大学大学院

井上 博[いのうえ ひろし]

井上博 顔写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 博士課程
連 絡 先: inoue.hiroshi.55s*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋生態学
趣  味: 釣り、ダイビング,水泳、バレーボール、ラグビー
研究課題: 日本海西部の底生生態系の構造
日本海の底生生態系の構造を解明するために水深200~800 mにおいて底引網を曳き、採集された生物を同定し、個体数や重量を計測する。このデータを基に生態系モデルを構築し、日本海の底生生態系の構造を定量的に把握する。これによ り、高次消費者である水産重要魚種を安定的に市場へ供給するための政策作りに役立る。
経歴・業績など:
滋賀県大津市生まれ
2003年 東大津高校卒業
2004年 近畿大学水産学部在籍(1年)
2009年 琉球大学理学部海洋自然科学科卒業(シマイセエビの分子分析による集団構造解析)
2009-2010年 コペンハーゲン滞在、デンマーク語を学びながらすし屋で働く(ワーキングホリデー)
2011-2012年 塾講師、学童指導員
2012-2013年 東洋紡(株)大津研究所治験薬製造部所属
2013-2015年 京都大学 農学研究科 修士課程 (由良川河口沖の底生生態系の構造と季節変動)
2015- 京都大学 農学研究科 博士課程
2015-2016 POGO program at Alfred Wegner Institute, Germany (1 year project)
現在に至る

三澤 遼[みさわ りょう]

三澤遼 写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 博士課程
連 絡 先: misawa.ryo.35v*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 魚類分類学
趣  味: 釣り、ギター、野球、エイの標本写真
研究課題: ガンギエイ目魚類の分類学的研究
ガンギエイ目Rajiformesは世界に約30属250種が知られる底生性軟骨魚類です。本目は軟骨魚類のなかでも特に高い多様性を示すグループですが、一般的な硬骨魚と比べ有効な分類形質が少なく、種同定が難しい場合があります。また、属の定義も曖昧で、帰属に問題のあるグループも知られています。そこで、1) それぞれの種の形態的特徴を明確にし、それらの有効な識別形質を提示すること、2) タイプ標本を調査し、学名を整理する、3) 属レベルの分類体系を再検証し、属の識別形質を再定義することを目的としています。博士課程では北太平洋のグループに重点を置いて、形態と分子の両面から研究を進める予定です。さらに、系統地理と関連付けた考察もできればと思います。
経歴・業績など:
2008年 長野県松本蟻ヶ崎高校卒業
2013年 高知大学理学部卒業(高知県のエイ類相とその動物地理学的研究)
2015年 高知大学大学院修士課程理学専攻修了(日本産ガンギエイ科魚類の分類学的再検討)
2015年 京都大学農学研究科博士課程入学

村上 弘章[むらかみ ひろあき]

村上弘章 写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 博士課程
連 絡 先: murakami.hiroaki.77m*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋資源生物学
趣  味: 魚釣り、クラシック音楽鑑賞、金魚の飼育、野球
研究課題: 環境DNAを用いた海産魚類の資源量推定技術の確立
環境DNAとは、自然界に放出された生物由来のDNAのことである。近年、池や湖などでは、環境DNAを検出することでその水域に生息する生物種を特定しバイオマスを推定する試みがなされている。しかし海洋では、対象生物の移動範囲が広く、また海流など考慮すべき要因も複雑であるため、環境DNAを海産魚類に応用した事例はまだほとんどない。本研究では、環境DNAを用いた海産魚の資源量および多様性の推定技術の確立を目指す。このため、舞鶴湾と丹後海をフィールドとして、曵網調査や生簀実験を行っている。
経歴・業績など:
経歴:
福岡県北九州市小倉生まれ/育ち
2013年 長浜バイオ大学 バイオサイエンス学部 アニマルバイオサイエンス学科卒業
2015年 京都大学大学院 生命科学研究科 統合生命科学専攻 修了
現在に至る

論文:
Yamamoto, S., Minami, K., Fukaya, K., Takahashi, K., Sawada, H., Murakami, H., Tsuji, S., Hashizume, H., Kubonaga, S., Horiuchi, T., Hongo, M., Nishida, J., Okugawa, Y., Fujiwara, A., Fukuda, M., Hidaka, S., Suzuki, K. W., Miya, M., Araki, H., Yamanaka, H., Maruyama, A., Miyashita, K., Masuda, R., Minamoto, T., and Kondoh, M. (2016) Environmental DNA as a ‘snapshot’ of fish distribution: a case study of Japanese jack mackerel in Maizuru Bay, Sea of Japan. PLOS ONE 11(3), e1249786
Oto Y, Nakamura M, Murakami H, Masuda R (2017) Inconsistency between salinity preference and habitat salinity in euryhaline gobiid fishes in the Isazu River, northern Kyoto Prefecture. J Ethol 35: 203–211
Jo T, Murakami H, Masuda R, Sakata M, Yamamoto S, Minamoto T (2017) Rapid degradation of longer DNA fragments enables the improved estimation of distribution and biomass using environmental DNA. Molecular Ecology Resources 17: 25-33
Ushio M, Murakami H, Masuda R, Sado T, Miya M, Sakurai S, Yamanaka H, Minamoto T, Kondoh M (2018) Quantitative monitoring of multispecies fish environmental DNA using high-throughput sequencing. Metabarcoding and Metagenomics 2: e23297

著書:
益田 玲爾・村上 弘章・高橋 宏司・源 利文・宮 正樹 (2018) 『環境DNAの有効性:水槽実験とフィールドでの検証』 海洋と生物 40 (1): 17-22

受賞:
Certificate for excellence in poster presentation in the 12th NTU-Japan International Student Mini-Symposium on Life Sciences at National Taiwan University (Dec. 2013)
Murakami H, Kitagawa T, Suma M, Matsumoto T “Genetic analysis of a mechanism to maintain proper distribution of CENP-A”
日本生態学会第63回仙台大会 (2016年3月) ポスター発表最優秀賞
徐寿明・村上弘章・益田玲爾・山本哲史・源利文『環境DNAの断片長による見た目の分解速度の違い』

学会発表:
村上 弘章・尹 錫鎭・笠井 亮秀・源 利文・山本 哲史・坂田 雅之・堀内 智矢・澤田 英樹・益田 玲爾『沿岸海域における環境DNAの分散過程に関する生簀を用いた検証実験』平成28年度 日本水産学会春季大会 (2016年3月) 口頭発表
村上 弘章・曽我部 共生・鈴木 勇人・源 利文・笠井 亮秀・鈴木 啓太・山下 洋・益田 玲爾『異なるハビタットにおけるスズキ稚魚の生息密度と環境DNAの関係』 平成29年度 日本水産学会春季大会 (2017年3月) 口頭発表
村上 弘章・源 利文・山本 哲史・近藤 倫生・澤田 英樹・山下 洋・益田 玲爾『舞鶴湾におけるマアジとカタクチイワシの環境DNA量と水平・鉛直方向の分布特性』 平成30年度 日本水産学会春季大会 (2018年3月) 口頭発表

講演会:

村上 弘章『環境DNAで読み解く舞鶴湾の魚の生態:スズキ、マアジ、カタクチイワシはどこにいる?』若狭湾生物同好会研修会(2018年6月16日)

研究費:
平成28年度 笹川科学研究助成 学術研究部門・海洋 船舶科学研究分野
研究課題『環境DNAを用いた海産魚類の資源量および多様性の推定技術の確立』

蒋 薇[シャン ウェイ]

Jiang Wei写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 博士課程
連 絡 先: jiangwei.73v*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋生態学
趣  味: サッカー、中華料理
研究課題: 耳石微量元素分析にもとづくスズキの季節移動の解明
経歴・業績など:
2006 年 中国海洋大学水産学院水産養殖専門学部生
2010 年 中国海洋大学水産学院海洋漁業専攻修士
2015 年 京都大学里海生態保全学分野博士入学

余田 昂彌[よでん たかや]

余田昂彌 写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 修士課程
連 絡 先: yoden.takaya.86c*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋資源生物学
趣  味: バレーボール、サッカー、野球、スノーボード
研究課題: 環境DNAを用いたアカクラゲの発生源の特定とモニタリング技術の確立
アカクラゲは日本近海で初夏に増える毒クラゲです。アカクラゲが海水中に放出する環境DNAの量と目視による推定個体数との間には有意な相関があることが分かっています。そこで、環境DNAがアカクラゲの発生源となるポリプ(海底に固着しているクラゲの無性生殖期)の発見にも利用できるかどうか、またクラゲと環境DNAの時空間的分布の関係を解明し、クラゲ被害を未然に防ぐことに貢献できればと思います。
経歴・業績など:
経歴
2011年 京都成章高校卒業
2012年 北海道大学水産学部海洋生物科学科入学
2016年 京都大学大学院農学研究科入学
2017年 ワーキングホリデーでカナダに渡航
2018年 復学

学会発表:
余田 昂彌・益田 玲爾・村上 弘章・尾形 瑞紀・山下 洋・源 利文『環境DNAを用いたクラゲ防除技術の開発:季節的モニタリングとポリプからの検出』 平成29年度 日本水産学会春季大会 (2017年3月) 口頭発表

笹野 祥愛[ささの さちあ]

HP自己紹介用写真_笹野所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 修士課程
連 絡 先: sasano.sachia.75e*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 海洋資源生物学
趣  味: 生き物の飼育(現在イソギンチャクと同居中)、水族館めぐり
研究課題: 環境DNAを用いたクロダイの生活史の解明
水中に含まれる環境DNAを調べることで、その場所の生物の在不在を検出する技術の研究が近年急速に進められている。本研究では沿岸の魚として知られるクロダイを対象とし、どの程度沖合や河川上流まで進出し、それらが季節によりどのように変化するかといった生息範囲を環境DNAから推定する。また水槽内で産卵が行われると直後に親魚由来の環境DNAが多量に放出されることがわかっており、自然界における厳密な産卵のタイミングを確認する手段としても環境DNA技術が活用できるのではないかと考え、本研究にてクロダイの産卵のタイミングの推定にも挑戦する。これらの研究は他種の生物にも応用が期待でき、生物の生活史を調べるツールとしての環境DNA利用可能性の提示を目指す。本研究では水槽内でクロダイを卵から飼育し、放出される環境DNA量の変化を見る実験も行う。個体の成長に伴う環境DNA量変化を追うことができれば、環境DNAからの生物量推定につながると期待される。
経歴・業績など:
2013年3月 富山県立富山中部高等学校卒業
2013年4月 お茶の水女子大学理学部生物学科入学
2017年3月 お茶の水女子大学理学部生物学科卒業
2017年4月 京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻入学

戸矢 樹[とや たつき]

戸矢樹写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 修士課程
連 絡 先: toya.tatsuki.67n*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 魚類学習心理学
趣  味: オーボエ、水族館巡り、熱帯魚飼育
研究課題: 魚類の学習と記憶に影響を与える諸要因
動物にとって学習能力は、常に変化し続ける環境の中で生き残る上で重要な役割を担う。魚類においても、摂餌や、捕食者逃避、空間把握などに関する学習が報告されている。栽培漁業分野への応用として、トレーニングによる人工種苗の行動改善への効果も期待されている。従って、学習・記憶能力に影響を与える要因の解明は、心理学の基礎研究として魅力的なだけでなく、応用的価値も高い。本研究では、飼育環境やトレーニング方法の違いが、学習や記憶にどのように影響を与えるのかを調べる。
経歴・業績など:
2014年 埼玉栄高等学校卒業
2014年 北海道大学水産学部増殖生命科学科入学
2018年 京都大学大学院農学研究科入学

辻村 裕紀[つじむら ゆうき]

辻村顔写真所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 修士課程
連 絡 先: tsujimura.yuki.32u*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 魚類行動学
趣  味: 釣り、ドライブ
研究課題: 学習の負荷による魚類の脳の発達と体成長のトレードオフ

隠れ家となるような構造物の多いいわゆるエンリッチ環境で魚類を飼育すると、脳容積が大きくなることがいくつかの淡水魚で報告されています。このことは、脳の発達が生育環境により影響を受けることを示しており、魚類の生活史戦略や放流稚魚の生き残りを考える上でも興味深い情報ですが、海産魚で同様の研究は皆無です。一方、脳容積が増加することによって、何らかの副次的な差異が生じる可能性も考えられます。
私は、環境エンリッチメントについてだけでなく、脳の使用と脳の発達の関連性についても着目しました。そこで、本研究では、イシダイにエンリッチ環境を与えるとともに、学習課題を継続的に与えることで、脳容積に差が生じるのかを明らかにします。これに加えて、得られた結果から、脳の発達における物理環境による影響と、学習機会による影響の比較をすることも目的とします。また、脳は各器官の中でも、特にエネルギー消費の激しい器官です。よって、脳の発達・使用により、体の成長に利用できるエネルギーは相対的に減り、体成長が遅くなる可能性が考えられます。そこで、脳容積と体成長にトレードオフの関係があるかについて明らかにすることも目的としています。
経歴・業績など:

2013年3月 大阪府立三国丘高等学校卒業
2014年4月 京都大学農学部資源生物科学科入学
2018年3月 京都大学農学部資源生物科学科卒業
2018年4月 京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻入学

河合 史佳[かわい ふみか]

所  属: 農学研究科 応用生物科学専攻 里海生態保全学分野 修士課程
連 絡 先: kawai.fumika.36c*st.kyoto-u.ac.jp(*を@に換えて下さい)
専  門: 
趣  味:
研究課題:
経歴・業績など: