舞鶴水産実験所 公開 実習

5.公開実習の記録

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2017年若狭湾秋季の水産海洋生物実習

趣旨:

若狭湾において沿岸から外洋に至る海洋構造と底生動物を調査し、水域ごとに環境特性と生物群集の対応関係を学ぶ。また、魚類の観察、採集、同定、標本作製を行い、魚類研究の基礎を体験する。

期間:

9月24日(日)~9月29日(金)

教員:

5名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人)

学生:

10名(お茶の水女子大学:3名;京都大学:2名;東京農工大学、東海大学、奈良女子大学、岡山大学、酪農学園大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。丹後魚っ知館(水族館)を見学。実験所泊。
2日目 由良川河口沖において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。海洋観測結果の解析。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。底生動物群集に関する講義。実験所泊。
4日目 シュノーケリングによる魚類観察。魚類調理実習。懇親会。実験所泊。
5日目 刺網による魚類採集。魚類の標本作製.実験所泊。
6日目 実習成果発表会。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(上段左端):丹後魚っ知館のバックヤードを見学。
写真2(上段左中):教育研究船「緑洋丸」による底生動物採集。
写真3(上段右中):「緑洋丸」後甲板にて底生動物を選別。
写真4(上段右端):実験室にて底生動物を分類・計数。
写真5(下段左端):ウェットスーツで集合写真。
写真6(下段左中):シュノーケリングでヒトデ捕獲。
写真7(下段右中):魚類調理実習を終えて、懇親会。
写真8(下段右端):魚類学実習のための刺網調査。
20170924秋の実習120170925秋の実習220170925秋の実習320170926秋の実習420170927秋の実習520170927秋の実習620170927秋の実習720170928秋の実習8

2017年海洋生物科学実習II

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月29日(火)~9月3日(日)

教員:

7名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;農学研究科:豊原治彦、木下政人)

学生:

18名(京都大学:17名;福井県立大学:1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 海洋環境の観測と底生動物の採集(緑洋丸)。観測データの解析。実験所泊。
3日目 底生動物の分類と計数。データ解析。実験所泊。
4日目 魚市場と水族館の見学(海上風警報発令のため予定変更)。実験所泊。
5日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。実験所泊。
6日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。バスで京都大学へ移動。解散。

記録写真:

写真1(上段左端):シュノーケリング
写真2(上段左中):乗船前の説明
写真3(上段右中):桁網採集物の選別
写真4(上段右端):魚市場の見学
写真5(下段左端):水族館の大水槽
写真6(下段左中):水族館のバックヤード
写真7(下段右中):生理活性物質の抽出実験
写真8(下段右端):実験結果の総括
20170829海洋系実習II120170830海洋系実習II220170830海洋系実習II320170901海洋系実習II420170901海洋系実習II520170901海洋系実習II620170902海洋系実習II720170903海洋系実習II8

2017年海洋生物科学実習I

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月24日(木)~8月29日(火)

教員:

9名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;農学研究科:荒井修亮、市川光太郎、田川正朋、中山耕至)

学生:

20名(京都大学:17名;福井県立大学、東京海洋大学、倉敷芸術科学大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 由良川河口付近において仔稚魚と動物プランクトンを採集。実験所泊。
3日目 魚類の外部・内部形態の観察。実験所泊。
4日目 動物プランクトンの観察と仔稚魚の食性分析。実験所泊。
5日目 舞鶴湾内において音響観測(緑洋丸)。実験所泊。
6日目 観測データの解析。バスで京都大学へ移動。解散。

記録写真:

写真1(上段左端):シュノーケリング
写真2(上段左中):調査方法の説明(由良川河口)
写真3(上段右中):採集物の確認(由良川河口)
写真4(上段右端):地曳網による魚類採集(由良川河口)
写真5(下段左端):動物プランクトンの観察
写真6(下段左中):動物プランクトンの解説
写真7(下段右中):教育研究船「緑洋丸」
写真8(下段右端):調査方法の説明(船上)
20170824海洋系実習I120170825海洋系実習I220170825海洋系実習I320170825海洋系実習I420170827海洋系実習I520170827海洋系実習I620170828海洋系実習I720170828海洋系実習I8

2017年森里海連環学実習

趣旨:

京都府の北部を流れる由良川は、京都大学芦生研究林を源流として丹波地方を流れ、若狭湾西部の丹後海に注ぐ。本実習では芦生研究林内の渓流と森林の観察、由良川に沿って上流域から和知、綾部、福知山を経由して河口域までの水質調査、魚類や水生昆虫などの水生生物調査、土地利用様式の調査を行う。森林域、里域、農地、都市などの陸域の環境が由良川の水質、生物多様性、食物構造などにどのような影響を与えているかを観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する。

期間:

8月6日(日)~8月10日(木)

教員:

10名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;森林生物系部門:徳地直子、中川光、坂野上なお、中西麻美)

学生:

15名(京都大学:10名;京都学園大学、東京農工大学:各2名;宮崎大学:1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで芦生研究林へ移動。森林の観察および由良川源流域の調査。研究林泊。
2日目 バスで移動しながら由良川上流域の調査。台風接近にともない調査中止。舞鶴水産実験所到着。実験所泊。
3日目 実験所において試料分析。由良川河口の見学。懇親会。実験所泊。
4日目 午前は試料分析。午後はデータの解析および報告会の準備。実験所泊。
5日目 報告会。バスで京都大学へ移動、解散。

記録写真:

写真1(上段左端):芦生研究林の解説
写真2(上段左中):林内の土壌調査
写真3(上段右中):由良川上流域における魚類採集
写真4(上段右端):水試料の分析
写真5(下段左端):魚類の胃内容物分析
写真6(下段左中):懇親会(バーベキュー)
写真7(下段右中):成果報告会
写真8(下段右端):集合写真
20170806森里海連環学実習120170806森里海連環学実習220170807森里海連環学実習320170807森里海連環学実習420170808森里海連環学実習520170808森里海連環学実習620170810森里海連環学実習720170810森里海連環学実習8

2017年若狭湾春季の水産海洋生物実習

趣旨:

舞鶴水産実験所が立地する若狭湾西部海域(丹後海)は対馬暖流水(沖合表層)、日本海固有水(沖合底層)そして由良川由来の河川水(沿岸域)の影響を受け る。それ故、本海域では古くから多様な漁場が形成され、舞鶴市を中心として水産業が発展してきた。本実習では実験所の調査船(緑洋丸)に乗船し、丹後海の 水深5~200mの海域において各種海洋観測を行い、本海域の物理環境を調査する。また、海洋観測とともに桁網(小型底曳き網)を用いて底生生物を採集 し、物理環境の違いによる底生生物の群集構造の変化を分析する。さらに、水産重要生物である魚類を対象に、外部形態観察、消化管内容物分析、耳石日齢査定などの実習を行い、水産学および水産生物学の基礎知識を習得する。

期間:

3月13日(月)~3月18日(土)

教員:

6名(舞鶴水産実験所:山下 洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人)

学生:

15名(京都大学:10名;京都学園大学:2名;兵庫県立大学:1名;水産大学校:1名;早稲田大学:1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。水産加工会社「かねと食品」と「嶋岩」を見学。実験所泊。
2日目 舞鶴湾内外において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。海洋の環境と生物に関する講義。データ解析。実験所泊。
4日目 魚類の耳石と消化管内容物の分析。データ解析。実験所泊。
5日目 マナマコの行動観察。データ解析。懇親会(調理実習)。実験所泊。
6日目 データ解析。成果発表会。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(上段左端):「かねと食品」(水産加工場)を見学。
写真2(上段左中):「緑洋丸」による底生動物採集。
写真3(上段右中):漁獲物の選別作業。
写真4(上段右端):底生動物の分類と計数。
写真5(下段左端):魚類耳石に関する講義。
写真6(下段左中):稚魚消化管内容物の観察。
写真7(下段右中):マナマコの行動観察。
写真8(下段右端):自分たちで作った魚料理で懇親会。
20170313春の実習120170314春の実習220170314春の実習320170315春の実習420170316春の実習520170316春の実習620170317春の実習720170317春の実習8

2016年博物館実習(館園実務)

趣旨:

舞鶴水産実験所にある水産生物標本館には30万点以上(日本で2番目の規模)の魚類標本が登録・所蔵されており、博物館相当施設の指定を受けている。現場で実際の活動を経験することで、博物館の理念や設置目的、業務についての理解を深めるとともに、標本等の博物館資料の取り扱いや社会教育活動の一端を担うことにより、学芸員としての責任感や社会意識を身につけることを目的とする。

期間:

12月23日(金)~12月27日(火)

教員:

3名(舞鶴水産実験所:甲斐嘉晃、田城文人、鈴木啓太)

学生:

2名(京都大学、放送大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。魚類学と標本作製に関する講義。実験所泊。
2日目 標本貸借の実務。標本作製。実験所泊。
3日目 魚市場における試料収集。標本作製。実験所泊。
4日目 海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。標本陳列の実務.実験所泊。
5日目 丹後魚っ知館(水族館)を見学。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(左端):魚類学の講義
写真2(左中):魚類の標本作製
写真3(右中):底生動物の採集
写真4(右端):底生動物の分類

20161223博物館実習120161225博物館実習220161226博物館実習320161227博物館実習4

2016年若狭湾秋季の水産海洋生物実習

趣旨:

若狭湾において沿岸から外洋に至る海洋構造と底生動物を調査し、水域ごとに環境特性と生物群集の対応関係を学ぶ。また、魚類の観察、採集、同定、標本作製を行い、魚類研究の基礎を体験する。

期間:

9月14日(水)~9月19日(月)

教員:

5名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人)

学生:

11名(帝京科学大学:3名;京都大学、東京農工大学:各2名;神戸大学、京都学園大学、香川大学、山梨大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。丹後魚っ知館(水族館)と京都府海洋センターを見学。実験所泊。
2日目 由良川河口沖において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。海洋観測結果の解析。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。底生動物群集に関する講義。実験所泊。
4日目 刺網による魚類採集。魚類の標本作製.実験所泊。
5日目 シュノーケリングによる魚類観察。魚類調理実習。懇親会。実験所泊。
6日目 実習成果発表会。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(上段左端):丹後魚っ知館の大水槽を観察。
写真2(上段左中):京都府海洋センターの調査船「平安丸」を見学。
写真3(上段右中):教育研究船「緑洋丸」の乗船前の説明。
写真4(上段右端):「緑洋丸」後甲板にて桁網採集物を選別。
写真5(下段左端):魚類学に関する講義。
写真6(下段左中):城山公園海水浴場でシュノーケリング。
写真7(下段右中):ウエットスーツで集合写真。
写真8(下段右端):魚類調理実習を終えて、懇親会。
20160914秋の実習120160914秋の実習220160915秋の実習320160915秋の実習420160917秋の実習520160918秋の実習620160918秋の実習720160918秋の実習8

2016年海洋生物科学実習II

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月29日(月)~9月3日(土)

教員:

7名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;農学研究科:豊原治彦、木下政人)

学生:

18名(京都大学:17名;長崎大学:1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。実験所泊。
2日目 海洋環境の観測と底生動物の採集(緑洋丸)。観測データの解析。実験所泊。
3日目 底生動物の分類と計数。シュノーケリング講習。実験所泊。
4日目 魚市場見学(緑洋丸)。シュノーケリングによる底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
5日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。実験所泊。
6日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。バスで京都大学へ移動。解散。

記録写真:

写真1(上段左端):乗船前の説明
写真2(上段左中):桁網による底生動物採集
写真3(上段右中):桁網採集物の選別
写真4(上段右端):底生動物の分類・計数
写真5(下段左端):シュノーケリング講習
写真6(下段左中):乗船前の説明
写真7(下段右中):シュノーケリングによる底生動物採集
写真8(下段右端):生理活性物質の抽出実験

 20160830海洋系実習II120160830海洋系実習II220160830海洋系実習II320160831海洋系実習II420160831海洋系実習II520160901海洋系実習II620160901海洋系実習II720160902海洋系実習II8

2016年海洋生物科学実習I

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月24日(水)~8月29日(月)

教員:

9名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;農学研究科:荒井修亮、市川光太郎、田川正朋、中山耕至)

学生:

20名(京都大学:17名;京都学園大学:2名;名古屋大学:1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 由良川河口付近において仔稚魚と動物プランクトンを採集。実験所泊。
3日目 魚類の外部・内部形態の観察。実験所泊。
4日目 動物プランクトンの観察と仔稚魚の食性分析。実験所泊。
5日目 実験所桟橋付近において音響により発信器の位置を観測。実験所泊。
6日目 観測データの解析。バスで京都大学へ移動。解散。

記録写真:

写真1(上段左端):シュノーケリングの説明
写真2(上段左中):舞鶴湾内におけるシュノーケリング講習
写真3(上段右中):由良川河口における地曳網調査
写真4(上段右端):地曳網採集物の確認
写真5(下段左端):神崎海水浴場における桁網調査
写真6(下段左中):仔稚魚の選別・同定
写真7(下段右中):魚類の解剖・内部形態の観察
写真8(下段右端):動物プランクトンの観察
20160824海洋系実習I120160824海洋系実習I220160825海洋系実習I320160825海洋系実習I420160825海洋系実習I520160825海洋系実習I620160826海洋系実習I720160827海洋系実習I8

2016年森里海連環学実習

趣旨:

京都府の北部を流れる由良川は、京都大学芦生研究林を源流として丹波地方を流れ、若狭湾西部の丹後海に注ぐ。本実習では芦生研究林内の渓流と森林の観察、由良川に沿って上流域から和知、綾部、福知山を経由して河口域までの水質調査、魚類や水生昆虫などの水生生物調査、土地利用様式の調査を行う。森林域、里域、農地、都市などの陸域の環境が由良川の水質、生物多様性、食物構造などにどのような影響を与えているかを観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する。

期間:

8月7日(日)~8月11日(木)

教員:

11名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太、澤田英樹、田城文人;森林生物系部門:徳地直子、伊勢武史、中川光、坂野上なお、中西麻美)

学生:

16名(京都大学:10名;東北大学、福井工業大学、名古屋大学、大阪府立大学、水産大学校、鹿児島大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで芦生研究林へ移動。森林の観察および由良川源流域の調査。研究林泊。
2日目 バスで移動しながら由良川上・中流域の調査。舞鶴水産実験所到着。実験所泊。
3日目 午前は由良川河口域の調査。午後は実験所において水質および生物試料の分析。懇親会。実験所泊。
4日目 午前は試料の分析。午後はデータの解析および報告会の準備。実験所泊。
5日目 報告会。バスで京都大学へ移動、解散。

記録写真:

写真1(上段左端):由良川上流域における魚類調査
写真2(上段左中):大野ダムにける水質調査
写真3(上段右中):由良川中流域(和知)における水生生物調査
写真4(上段右端):由良川下流域(和久川合流点)における水質調査
写真5(下段左端):由良川河口域(神崎海水浴場)における魚類調査
写真6(下段左中):魚類の胃内容物分析
写真7(下段右中):懇親会(バーベキュー)
写真8(下段右端):成果報告会
20160808森里海連環学実習1芦生事務所裏20160808森里海連環学実習2大野ダム20160808森里海連環学実習3和知20160808森里海連環学実習4和久川20160809森里海連環学実習5神崎海水浴場20160809森里海連環学実習6魚類解剖20160809森里海連環学実習7バーベキュー20160810森里海連環学実習8成果発表会

2016年若狭湾春季の水産海洋生物実習

趣旨:

舞鶴水産実験所が立地する若狭湾西部海域(丹後海)は対馬暖流水(沖合表層)、日本海固有水(沖合底層)そして由良川由来の河川水(沿岸域)の影響を受け る。それ故、本海域では古くから多様な漁場が形成され、舞鶴市を中心として水産業が発展してきた。本実習では実験所の調査船(緑洋丸)に乗船し、丹後海の 水深5~200mの海域において各種海洋観測を行い、本海域の物理環境を調査する。また、海洋観測とともに桁網(小型底曳き網)を用いて底生生物を採集 し、物理環境の違いによる底生生物の群集構造の変化を分析する。さらに、水産重要生物である魚類を対象にして、形態観察(外部形態・内部形態)、初期発生 観察(卵から仔魚までの発生過程)、日齢査定(耳石観察)などの実習を行い、水産学および水産生物学の基礎知識を習得する。

期間:

3月13日(日)~3月18日(金)

教員:

4名(舞鶴水産実験所:山下 洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

14名(京都大学:11名;筑波大学:2名;立命館大学:1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。水産加工会社「かねと食品」と「嶋岩」を見学。実験所泊。
2日目 舞鶴湾内外において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。海洋の環境と生物に関する講義。データ解析。実験所泊。
4日目 魚類の耳石と消化管内容物の分析。データ解析。実験所泊。
5日目 魚類の行動観察。データ解析。懇親会(調理実習)。実験所泊。
6日目 データ解析。成果発表会。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(上段左端):「嶋岩」(かまぼこ工場)を見学。
写真2(上段左中):「緑洋丸」による海洋観測と底生動物採集。
写真3(上段右中):底生動物の分類と同定。
写真4(上段右端):スズキ仔魚の耳石を摘出。
写真5(下段左端):スズキ仔魚の耳石輪紋を計数。
写真6(下段左中):アミメハギの行動を観察。
写真7(下段右中):自分たちで作った魚料理で懇親会。
写真8(下段右端):実習成果を班ごとに発表。
20160313春の実習1 蒲鉾工場見学20160314春の実習2 緑洋丸調査20160315春の実習3 底生動物の分類20160316春の実習4 耳石の摘出20160316春の実習5 耳石の観察20160317春の実習6 アミメハギの行動観察20160317春の実習7 懇親会20160318春の実習8 成果発表会

2015年若狭湾秋季の水産海洋生物実習

趣旨:

若狭湾において沿岸から外洋に至る海洋構造と底生動物を調査し、水域ごとに環境特性と生物群集の対応関係を学ぶ。また、魚類の観察、採集、同定、標本作製を行い、魚類研究の基礎を体験する。

期間:

9月24日(木)~9月29日(火)

教員:

3名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

13名(三重大学:3名;酪農学園大学、秋田大学、筑波大学:各2名;東京工業大学、京都大学、京都工芸繊維大学、滋賀県立大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。丹後魚っ知館(水族館)と京都府海洋センターを見学。実験所泊。
2日目 由良川河口沖と舞鶴東湾において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。底生動物群集に関する講義。実験所泊。
4日目 刺網による魚類採集。魚類の標本作製.実験所泊。
5日目 シュノーケリングによる魚類観察。魚類調理実習。懇親会。実験所泊。
6日目 実習成果発表会。西舞鶴駅にて解散。

記録写真:

写真1(上段左端):丹後魚っ知館の大水槽でエビスザメを観察。
写真2(上段左中):京都府海洋センターのトリガイ養殖試験を見学。
写真3(上段右中):舞鶴東湾において桁網により底生動物を採集。
写真4(上段右端):桁網で採集された底生動物を分類、計数。
写真5(下段左端):刺網で採集された魚類の標本を作製。
写真6(下段左中):竜宮浜海水浴場で集合写真。
写真7(下段右中):人力で桁網を曳いて仔稚魚を採集。
写真8(下段右端):魚類調理実習を終えて、懇親会。
20150924 秋の実習1 魚っ知館見学20150924 秋の実習2 海洋センター見学20150925 秋の実習3 底生動物採集20150926 秋の実習4 底生動物の分類20150927 秋の実習5 魚類標本作製20150928 秋の実習6 竜宮浜海水浴場20150928 秋の実習7 人力桁網調査20150928 秋の実習8 懇親会

2015年海洋生物科学実習II

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月23日(日)~8月28日(金)

教員:

6名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:鰺坂哲朗、豊原治彦、木下政人)

学生:

24名(京都大学:19名;三重大学:3名;名城大学、九州大学:各1名)

内容:

1日目 各自来所。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 岩礁域において大型藻類を採集(緑洋丸)。実験所泊。
3日目 大型藻類の分類と計数。実験所泊。
4日目 実験所周辺において底生動物を採集。実験所泊。
5日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。実験所泊。
6日目 魚市場見学(緑洋丸)。バスで京都大学へ移動。解散。

記録写真:

写真1(上段左端):シュノーケリングの準備
写真2(上段左中):「緑洋丸」から海へ飛び込む
写真3(上段右中):波打ち際でのシュノーケリング
写真4(上段右端):岩礁域の大型藻類採集調査
写真5(下段左端):生理活性物質の抽出
写真6(下段左中):魚市場(京都府漁協)競りの見学
写真7(下段右中):魚市場(京都府漁協)水揚げ魚種の説明
写真8(下段右端):魚市場(京都府漁協)定置網漁法の説明
20150823 海洋系実習II シュノーケリング講習20150824 海洋系実習II 磯採集120150824 海洋系実習II 磯採集220150824 海洋系実習II 磯採集320150826 海洋系実習II 生理活性物質の抽出20150828 海洋系実習II 魚市場見学120150828 海洋系実習II 魚市場見学220150828 海洋系実習II 魚市場見学3

2015年海洋生物科学実習I

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月18日(火)~8月23日(日)

教員:

7名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:荒井修亮、田川正朋、中山耕至、小林志保)

学生:

25名(京都大学:20名;岡山理科大学:3名;東海大学、九州大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 由良川河口付近において仔稚魚と動物プランクトンを採集。実験所泊。
3日目 動物プランクトンの観察と仔稚魚の食性分析。実験所泊。
4日目 魚類の外部・内部形態の観察。実験所泊。
5日目 舞鶴湾内外における海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
6日目 海洋観測データの解析。底生動物サンプルの分析。各自帰宅。

記録写真:

写真1(上段左端):シュノーケリングの準備
写真2(上段左中):舞鶴湾内におけるシュノーケリング講習
写真3(上段右中):仔稚魚採集の説明
写真4(上段右端):由良川河口付近における仔稚魚採集調査
写真5(下段左端):動物プランクトンの観察
写真6(下段左中):魚類の外部・内部形態の観察
写真7(下段右中):「緑洋丸」乗船前の諸注意
写真8(下段右端):舞鶴湾内外における底生動物採集調査
20150818海洋系実習I シュノーケリング講習120150818海洋系実習I シュノーケリング講習220150819海洋系実習I 砕波帯調査120150819海洋系実習I 砕波帯調査220150820海洋系実習I 動物プランクトン観察20150821海洋系実習I 魚類内部形態観察20150822海洋系実習I 海洋観測・底生動物採集120150822海洋系実習I 海洋観測・底生動物採集2

2015年森里海連環学実習

趣旨:

京都府の北部を流れる由良川は、京都大学芦生研究林を源流として丹波地方を流れ、若狭湾西部の丹後海に注ぐ。本実習では芦生研究林内の渓流と森林の観察、由良川に沿って上流域から和知、綾部、福知山を経由して河口域までの水質調査、魚類や水生昆虫などの水生生物調査、土地利用様式の調査を行う。森林域、里域、農地、都市などの陸域の環境が由良川の水質、生物多様性、食物構造などにどのような影響を与えているかを観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する。

期間:

8月6日(木)~8月10日(月)

教員:

8名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;森林生物系部門:徳地直子、伊勢武史、坂野上なお、中西麻美)

学生:

19名(京都大学:10名;国際教養大学、富山大学、名城大学:各2名;長崎総合科学大学大学院、甲南大学、福井県立大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで芦生研究林へ移動。森林の観察および由良川源流域の調査。研究林泊。
2日目 バスで移動しながら由良川上・中流域の調査。舞鶴水産実験所到着。実験所泊。
3日目 午前は由良川河口域の調査。午後は実験所において水質および生物試料の分析。懇親会。実験所泊。
4日目 午前は試料の分析。午後はデータの解析および報告会の準備。実験所泊。
5日目 報告会。バスで京都大学へ移動、解散。

記録写真:

写真1(上段左端):由良川上流域における水生生物調査
写真2(上段左中):由良川中流域(和知)にける水質調査
写真3(上段右中):由良川下流域(和久川合流点)における水質調査
写真4(上段右端):由良川河口域(神崎海水浴場)における地引網調査
写真5(下段左端):動物プランクトンの観察
写真6(下段左中):懇親会(バーベキュー)
写真7(下段右中):成果発表会
写真8(下段右端):集合写真

20150807森里海連環学実習 芦生研究林20150807森里海連環学実習 和知20150807森里海連環学実習 和久川20150808森里海連環学実習 神崎海水浴場20150808森里海連環学実習 顕微鏡観察20150808森里海連環学実習 バーベキュー20150810森里海連環学実習 成果発表会150810森里海連環学実習 集合写真

2015年若狭湾春季の水産海洋生物実習

趣旨:

舞鶴水産実験所が立地する若狭湾西部海域(丹後海)は対馬暖流水(沖合表層)、日本海固有水(沖合底層)そして由良川由来の河川水(沿岸域)の影響を受ける。それ故、本海域では古くから多様な漁場が形成され、舞鶴市を中心として水産業が発展してきた。本実習では実験所の調査船(緑洋丸)に乗船し、丹後海の水深5~200m海域において各種海洋観測を行い、本海域の物理環境を調査する。また、海洋観測とともに桁網(小型底曳き網)を用いて底生生物を採集し、物理環境の違いによる底生生物の群集構造の変化を分析する。さらに、水産重要生物である魚類を対象にして、形態観察(外部形態・内部形態)、初期発生観察(卵から仔魚までの発生過程)、日齢査定(耳石観察)などの実習を行い、水産学および水産生物学の基礎知識を習得する。
*「2015年若狭湾春季の水産海洋生物実習」は、天候不順のため,内容を一部変更して実施しました。

期間:

3月9日(月)~3月14日(土)

教員:

4名(舞鶴水産実験所:山下 洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

15名(富山大学:4名;京都大学、九州大学:各2名;酪農学園大学、水産大学校、北海道大学、お茶の水女子大学、東北大学、放送大学、山口大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。わかめ工場の見学。かまぼこ製造の体験。マダイ卵発生の観察。実験所泊。
2日目 魚類の耳石日周輪の分析。動物プランクトンの観察。マダイ卵発生の観察。実験所泊。
3日目 刺網の引揚。魚類の同定と形態の観察。マダイ卵発生の観察。実験所泊。
4日目 舞鶴湾内の調査(緑洋丸)。底生動物の分類と計数。マダイ卵発生の観察。懇親会(調理実習)。実験所泊。
5日目 由良川河口の調査。稚魚の消化管内容物の分析。マダイ卵発生の観察。実験所泊。
6日目 データ解析に関する講義。レポート作成。西舞鶴駅にて解散。
20150309春の実習わかめ工場見学20150309春の実習かまぼこ製造体験20150312春の実習緑洋丸調査20150312春の実習底生動物分類20150312春の実習懇親会20150313春の実習稚魚採集120150313春の実習稚魚採集220150314春の実習集合写真

2014年若狭湾秋季の水産海洋生物実習

趣旨:

若狭湾において沿岸から外洋に至る海洋構造と底生動物を調査し、水域ごとに環境特性と生物群集の対応関係を学ぶ。また、魚類の観察、採集、同定、標本作製を行い、魚類研究の基礎を体験する。

期間:

9月24日(水)~9月29日(月)

教員:

3名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

7名(京都大学:2名;東北大学、東京学芸大学、東京農工大学、大阪市立大学、高知大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。丹後魚っ知館(水族館)と京都府海洋センターを見学。実験所泊。
2日目 魚類の同定と標本作製。実験所泊。
3日目 シュノーケリングによる魚類の観察と採集。調理実習。実験所泊。
4日目 由良川河口沖において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
5日目 底生動物群集に関する講義。底生動物の同定と計数。実験所泊。
6日目 データ解析。成果発表会。西舞鶴駅にて解散。
20140924魚っ知館見学20140924京都府海洋センター見学20140925刺網回収20140926ロープワーク実習20140927記帳20140927桁網採集物選別20140928底生動物ソーティング20140929まとめディスカッション

2014年海洋生物科学実習II

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月30日(土)~9月4日(木)

教員:

6名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:豊原治彦、木下政人、笠井亮秀)

学生:

23名(京都大学:19名;人間環境大学:2名;福井県立大学、神戸女学院大学:各1名)

内容:

1日目 各自来所。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 実験所周辺において底生動物を採集。実験所泊。
3日目 分子遺伝学的手法による種同定。生理活性物質の抽出。実験所泊。
4日目 海洋環境観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
5日目 試水の分析。データ解析。底生動物の分類・計数。実験所泊。
6日目 魚市場見学(緑洋丸)。まとめ講義。バスで京都大学へ移動。解散。
20140831分子遺伝学的手法による種同定120140831分子遺伝学的手法による種同定220140903若狭湾に関する講義20140903底生動物ソーティング

2014年海洋生物科学実習I

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月25日(月)~8月30日(土)

教員:

7名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:鰺坂哲朗、田川正朋、中山耕至)

学生:

25名(京都大学:20名;山梨大学:2名;福井県立大学、北海道大学、岡山理科大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 由良川河口付近において仔稚魚を採集。実験所泊。
3日目 魚類の形態観察と解剖。実験所泊。
4日目 動物プランクトンの観察。実験所泊。
5日目 岩礁域において大型藻類を採集(緑洋丸)。実験所泊。
6日目 大型藻類の分類と計数。データ解析。各自帰宅。
20140826採集方法の説明20140826桁網引揚20140826採集物の選別20140827魚類解剖実演20140828動物プランクトンの観察120140828動物プランクトンの観察220140829海藻の採集20140830海藻の分類

2014年森里海連環学実習I(由良川コース)

趣旨:

京都府の北部を流れる由良川は、京都大学芦生研究林を源流として丹波地方を流れ、若狭湾西部の丹後海に注ぐ。本実習では芦生研究林内の渓流と森林の観察、由良川に沿って上流域から和知、綾部、福知山を経由して河口域までの水質調査、魚類や水生昆虫などの水生生物調査、土地利用様式の調査を行う。森林域、里域、農地、都市などの陸域の環境が由良川の水質、生物多様性、食物構造などにどのような影響を与えているかを観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する。

期間:

8月7日(木)~8月11日(月)

教員:

9名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、甲斐嘉晃、鈴木啓太;森林生物系部門:徳地直子、伊勢武史、坂野上なお、中西麻美;森里海連環学教育ユニット:Lavergne Edouard Alexandre)

学生:

16名(京都大学:7名;高知大学、名城大学:各2名;北海道大学、名古屋工業大学、九州大学、東京農業大学、島根大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで芦生研究林へ移動。由良川の上流域、中流域の調査。舞鶴水産実験所泊。
2日目 午前は由良川の中流域、下流域の調査。午後は試料の分析。懇親会。実験所泊。
3日目 終日、実験所において水質および生物試料の分析。実験所泊。
4日目 データの解析および報告会の準備。実験所泊。
5日目 報告会。バスで京都大学へ移動、解散。
20140807森里海連環学実習 芦生20140807森里海連環学実習 大野ダム20140807森里海連環学実習 犀川20140808森里海連環学実習 和久川20140808森里海連環学実習 由良川河口20140808森里海連環学実習 講義20140808森里海連環学実習 顕微鏡観察20140808森里海連環学実習 水質分析

2014年若狭湾春季の水産海洋生物実習

趣旨:

実習船で、舞鶴湾および若狭湾西部海域の由良川河口域から丹後半島沖(水深5mから200m)において水温、塩分などの海洋環境の測定を行って、日本海の 深層が水温2度以下と北極海なみに冷たい日本海固有水に覆われ、世界に類の無い特殊な環境であることを学ぶ。また、桁網(小型底曳き網)を用いて底棲生物 (魚類・ベントス)を採集し、表層の対馬暖流内(亜熱帯系水)と深層の固有水内(寒帯系水)とで底棲生物群集がどのように変化するかを調べる。採集した仔 稚魚の耳石を摘出し、日周輪を観察する。また、仔稚魚の餌となる動物プランクトンの観察を行う。さらに、ヒラメの受精卵と仔魚の発達過程を観察し、海産魚 類の初期生態研究の基礎を習得する。魚市場調査と刺し網による魚類採集を行い、魚類の種同定の方法、形態的特徴等、魚類分類学について基礎的知識を得る。 水族館(丹後魚っ知館)のバックヤードを見学し、海洋生物の飼育展示の基礎を学ぶ。また、水産総合研究センター日本海区水産研究所(宮津庁舎)および京都 府農林水産技術センター海洋センターにて水産資源生物の種苗生産施設見学を行い、水産増殖の現場を学ぶ。

期間:

3月17日(月)~3月22日(土)

教員:

5名(舞鶴水産実験所:山下 洋、益田玲爾、上野正博、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

12名(北海道大学:3名;近畿大学:2名;東北大学、京都大学、東京農工大学、京都工芸繊維大学、名城大学、琉球大学、日本獣医生命科学大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。水族館(丹後魚っ知館)、日本海区水産研究所宮津庁舎、京都府海洋センターを見学。実験所泊。
2日目 舞鶴湾内外において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。魚類の卵発生の観察。懇親会(調理実習)。実験所泊。
3日目 底生動物の同定と計数。日本海に関する講義。魚類の卵発生の観察。実験所泊。
4日目 魚類の同定と形態の観察。魚類の卵発生の観察。実験所泊。
5日目 魚類の耳石と消化管内容物の分析。魚類の卵発生の観察。実験所泊。
6日目 データ解析に関する講義。レポート作成。西舞鶴駅にて解散。
20140317卵発生観察20140318海洋観測20140318底生動物採集20140318魚類調理実習20140318懇親会20140319底生動物分類20140321魚類耳石分析20140322集合

2013年若狭湾秋季の水産海洋生物実習

趣旨:

若狭湾において内湾から外洋(水深200 m)に至る海洋構造と底生動物を調査し、水域ごとに環境特性と生物群集の対応関係を学ぶ。また、魚類の観察、採集、同定、標本作製を行い、魚類研究の基礎を体験する。

期間:

9月17日(火)~9月22日(日)

教員:

4名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、上野正博、甲斐嘉晃、鈴木啓太)

学生:

11名(名城大学、いわき明星大学:各2名;鹿児島大学、近畿大学、北海道大学、筑波大学、東京大学、日本大学、広島大学:各1名)

内容:

1日目 西舞鶴駅に集合。舞鶴湾内において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
2日目 魚市場を見学。魚類の同定と標本作製。実験所泊。
3日目 舞鶴湾外において海洋観測と底生動物採集(緑洋丸)。実験所泊。
4日目 シュノーケリングによる魚類の観察と採集。調理実習。実験所泊。
5日目 底生動物の同定と計数。データ解析。実験所泊。
6日目 水族館(丹後魚っ知館)を見学。天橋立を観光。西舞鶴駅にて解散。

底生動物採集(130917)魚市場見学(130918)シュノーケリング(130920)集合写真(130920)

2013年海洋生物科学実習II

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月27日(火)~9月2日(月)

教員:

6名(舞鶴水産実験所:山下洋、上野正博、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:豊原治彦、木下政人)

学生:

18名(京都大学:17名;三重大学:1名)

内容:

1日目 各自来所。実験所泊。
2日目 舞鶴水産実験所周辺において底生動物を採集。実験所泊。
3日目 生理活性物質を抽出し活性を測定。実験所泊。
4日目 舞鶴湾外において海洋観測。底生動物と動物プランクトンを採集(緑洋丸)。実験所泊。
5日目 底生動物の同定と計数。データ解析。実験所泊。
6日目 動物プランクトンの観察。魚類の食性分析。データ解析。実験所泊。
7日目 魚市場を見学(緑洋丸)。バスで京都大学へ移動。解散。

底生動物採集(130828)底生動物採集(130830)チリメンモンスター(130901)動物プランクトン観察(130901)

2013年海洋生物科学実習I

趣旨:

海洋生物研究に必要とされる観測、採集、実験の基礎を習得する。

期間:

8月21日(水)~8月27日(火)

教員:

8名(舞鶴水産実験所:益田玲爾、上野正博、甲斐嘉晃、鈴木啓太;農学研究科:鰺坂哲朗、田川正朋、笠井亮秀、中山耕至)

学生:

24名(京都大学:20名;東海大学、近畿大学、筑波大学、岡山大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで舞鶴水産実験所へ移動。シュノーケリング講習。実験所泊。
2日目 舞鶴湾内において海洋観測(緑洋丸)。実験所泊。
3日目 試水を分析。データ解析。実験所泊。
4日目 由良川河口付近において仔稚魚を採集。実験所泊。
5日目 魚類の分類学と解剖学。実験所泊。
6日目 岩礁域において大型藻類を採集(緑洋丸)。実験所泊。
7日目 大型藻類の分類と計数。データ解析。各自帰宅。

海洋観測準備(130822)桁網採集(130824)採集物確認(130824)島影シュノーケリング(130826)

2013年森里海連環学実習I(由良川コース)

趣旨:

京都府の北部を流れる由良川は、京都大学芦生研究林を源流として丹波地方を流れ、若狭湾西部の丹後海に注ぐ。本実習では芦生研究林内の渓流と森林の観察、由良川に沿って上流域から和知、綾部、福知山を経由して河口域までの水質調査、魚類や水生昆虫などの水生生物調査、土地利用様式の調査を行う。森林域、里域、農地、都市などの陸域の環境が由良川の水質、生物多様性、食物構造などにどのような影響を与えているかを観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する。

期間:

8月5日(月)~8月9日(金)

教員:

8名(舞鶴水産実験所:山下洋、益田玲爾、上野正博、甲斐嘉晃、鈴木啓太;和歌山研究林:長谷川尚史;芦生研究林:坂野上なお;上賀茂試験地:中西麻美)

学生:

20名(京都大学:12名;岐阜大学、東京海洋大学、お茶の水女子大学、創価大学、山形大学、名城大学、山梨大学、北里大学:各1名)

内容:

1日目 京都大学集合。バスで芦生研究林へ移動。森林の観察、由良川源流域の調査。研究林泊。
2日目 バスで移動しながら、由良川の上流域、中流域、下流域の調査。舞鶴水産実験所泊。
3日目 由良川河口域の調査。実験所において水質および生物試料の分析。実験所泊。
4日目 水質および生物試料の分析の続き。データの解析。報告会の準備。実験所泊。
5日目 報告会。バスで京都大学へ移動、解散。

上流域調査(130806)中流域調査(130806)下流域調査(130806)河口域調査(130807)水質分析(130808)生物試料分析(130807)懇親会BBQ(130807)集合写真(130809)