舞鶴水産実験所 概要

2.概要

舞鶴水産実験所は、舞鶴湾を臨む京都府舞鶴市長浜(北緯35º 29’、東経135º 22’)に位置する京都大学フィールド科学教育研究センターの海域ステーションです。1972年5月に京都大学農学部附属水産実験所として水産学科(京都市内へ移転)の跡地に設置されました。2003年4月に京都大学フィールド科学教育研究センターへの移行にともない舞鶴水産実験所に改称されました。

面積2haの敷地内に標本館、飼育棟、研究棟、宿泊棟、工作棟、教育研究船などの施設を備えます。教員4名、ポスドク研究員2名、大学院生約10名が所属し、河口・沿岸域を主なフィールドとして魚類をはじめとする水生生物の生態、生理、行動、分類および水産学や環境学に関する教育研究活動を行っています。

2011年4月より教育関係共同利用拠点(事業名:日本海における水産学・水圏環境学フィールド教育拠点形成事業)として文部科学省から認定され、日本海側に位置する唯一の大学附属水産実験所として共同利用実習および共同利用研究を推進しています。

春の舞鶴水産実験所