京都大学 舞鶴水産実験所 ニュース

1.ニュース

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京都大学農学部水産学科創立70周年祝賀会

2017年6月24日(土)京都大学農学部水産学科創立70周年祝賀会が京都大学百周年時計台国際交流ホールにおいて開催されました。旧水産学科と現海洋系研究室の同窓会「緑洋会」の会長である荒井修亮先生の挨拶に始まり、写真撮影、お祝いの言葉、鏡開き、乾杯、懇談と続きました。150名あまりの出席者は思い出話に花を咲かせながら懐かしい仲間と楽しい時間を過ごし、最後は皆で肩を組み、「琵琶湖周航の歌」を歌いました。
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「緑洋丸」の乗船体験と施設見学会

2016年10月15日(土)京都大学の遠隔地施設を一般公開する「京大ウィークス2016」の一環として,舞鶴水産実験所の教育研究船「緑洋丸」の乗船体験と施設見学会を実施しました。当日は素晴らしい秋晴れのもと、舞鶴市内にとどまらず、京都や大阪、神戸から37人の参加者がありました。船上では航海機器の説明、採水、採泥、水質測定、動物プランクトン採集、底生動物採集のデモンストレーションを行いました。約1時間の乗船体験後は採集物を実験室に運び、分類・観察を行いました。その後、参加者は実験室に展示されている水槽や標本を観察したり、膨大な魚類標本が収蔵されている標本庫を見学したりして自由に時間を過ごしました。今回は3歳から73歳までの幅広い年齢層の方々が参加してくださいましたが、それぞれの視点でイベントを楽しまれている様子でした。
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【申込案内】舞鶴水産実験所では「京大ウィークス2016」の一環として、2016年10月15日(土)に「緑洋丸」の乗船体験と施設見学会を実施します。昨年末に完成したばかりの教育研究船「緑洋丸」に乗船し、海洋観測と生物採集の様子を間近に見ることができます。また、乗船体験後に舞鶴水産実験所の施設を見学することもできます。参加希望者は8月1日(月)~30日(火)の期間に、電話(0773-62-5512)またはメール(maizuru@adm.kais.kyoto-u.ac.jp)にてお申し込みください.
ウィークス2016ポスター

「緑洋丸」お披露目式

2016年3月10日(木)舞鶴水産実験所において、昨年末に完成した教育研究船「緑洋丸」のお披露目式が執り行われました。海上自衛隊や第八管区海上保安本部などの近隣機関の代表者や担当者,山極総長と清木理事をはじめとする学内の関係者,舞鶴水産実験所のスタッフなど合計約50人が参加しました。

来賓者はまず、標本庫や飼育棟などの施設を見学し、「緑洋丸」の航海機器や調査機器の説明を受けました。さらに、希望者は「緑洋丸」に試乗し、環境観測や動物プランクトン採集、底生動物採集などのデモンストレーションを見学しました。風が強まるときもありましたが、雨が降ることはなく、試乗者は調査風景を興味深く観察していました。

式典と祝宴は宿泊棟1階を会場に実施されました。式典では、吉岡センター長が挨拶し、舞鶴市長からの祝電が披露された後、「緑洋丸」を建造したニシエフ小浜工場の小南工場長に感謝状が贈呈されました。祝宴では、山極総長の発声により乾杯し、舞鶴産の練製品を使用した「舞鶴おでん」や舞鶴産の魚類各種の昆布〆など、地元食材を活かした料理が提供されました。最後は、山下教授が閉会の辞を述べ、内容充実のお披露目式が無事終了しました。今回のお披露目式は学内外の方々に舞鶴水産実験所の教育研究活動を知っていただく良い機会になったと思います。

写真1(上段左端):構内の見学
写真2(上段左中):飼育棟の見学
写真3(上段右中):調査のデモンストレーション
写真4(上段右端):「緑洋丸」を背景に記念撮影
写真5(下段左端):感謝状の贈呈
写真6(下段左中):山極総長の挨拶
写真7(下段右中):歓談風景
写真8(下段右端):式典・祝宴会場にて記念撮影
20160310緑洋丸お披露目式1 構内見学20160310緑洋丸お披露目式2 飼育棟見学20160310緑洋丸お披露目式3 調査デモンストレーション20160310緑洋丸お披露目式4 集合写真120160310緑洋丸お披露目式5 感謝状贈呈20160310緑洋丸お披露目式6 山極総長挨拶20160310緑洋丸お披露目式7 歓談20160310緑洋丸お披露目式8 集合写真2

アカマンボウ目魚類 今シーズンも豊漁?

2014年11月から2015年1月にかけて近郊の水族館(丹後魚っ知館)や地元漁業者(栗田漁業生産組合)などからアカマンボウ目魚類3種(リュウグウノツカイ、サケガシラ、ユキフリソデウオ)を寄贈していただきました。それらは全て京都府宮津市と京丹後市沖の定置網漁で採捕された個体で、京都大学(FAKU)登録の研究用標本として舞鶴水産実験所に所蔵されています。写真を掲載した3個体(左上:リュウグウノツカイ;右上:サケガシラ;右下:ユキフリソデウオ)は体表のグアニン層(銀色の層)や鰭に欠損がほとんどありません。これは採捕の際に漁師の方々や水族館飼育員の方々が非常に丁寧に取り扱い、すぐに冷凍保存して下さった賜物であり、標本化まで非常に良い状態を保つことができました。ちなみに、昨シーズンは各地でリュウグウノツカイが採捕されたため大きな話題となりましたが、今シーズンも比較的豊漁の傾向にあるようです。
20150202リュウグウノツカイ20150202サケガシラ20150202ユキフリソデウオ

新種のケハダウミヒモ 「緑洋丸」にちなんだ学名に

2014年10月15日(水)国立科学博物館の齋藤寛氏がケハダウミヒモ類(軟体動物尾腔綱Caudofoveata)の4新種を記載した論文が専門誌Journal of Natural Historyの電子版に掲載されました。4新種のうちの1種は舞鶴水産実験所の調査船「緑洋丸」にちなみ、Falcidens ryokuyomaruaeと命名されています。齋藤氏は甲斐助教の協力のもと、「緑洋丸」により丹後海の調査を数年間続けてこられました。今回は、学名として「緑洋丸」の名を永遠に残すという特別な計らいをしてくださいました。
以下の文章は齋藤氏によるケハダウミヒモ類の解説です。

『ケハダウミヒモ類は貝類やイカ、タコ類と同じく軟体動物のなかまです。体は細長く、貝殻はありませんが、全身が石灰質の棘で被われています。大きさはほとんどの種が5 mmから3 cmほどですが、世界最大の種類は40 cmに達します。多くは深海の泥の中に浅くもぐって生活します。世界中から約130種が知られていますが、日本からはわずか2種しか知られていませんでした。このたびの追加で日本産の種は6種になりましたが、実際にはもっと多くの種が生息することは確実です。今回記載した種は次の4種で、すべて丹後半島沖の水深約50-100 mから採集されたものです。3種の和名はまだありません。Falcidens ryokuyomaruae(クワガタウミヒモ属)、Chaetoderma marisjapnoicum(ケハダウミヒモ属)、Scutopus schanderi(マルアシウミヒモ属)、Scutopus hamatanii(コノウラケハダスナホリムシ)』

写真は左から、Falcidens ryokuyomaruaeScutopus schanderi、桁網を準備する齋藤氏、ケハダウミヒモ類の選別作業です。
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企画展と施設見学会(2014年10月11~12日)

舞鶴水産実験所では「京大ウィークス2014」の一環として、10月11日(土)~12日(日)に企画展「若狭湾の生き物の不思議」および施設見学会を開催します。今年は赤れんがフェスタでの展示ではなく、舞鶴水産実験所で行います。入場無料、参加申し込みなしで、どなたでも来ていただけます。京都大学で行われている最前線の研究に触れることができる機会です。ぜひお越し下さい。詳しくはポスター(PDF)をごらんください。
当日の午前8時の段階で舞鶴を含む地域に何らかの気象警報が発令されている場合、その日の開催を中止します。

京大ウィークス2014ポスター

毎日放送の取材を受ける

2014年3月12日(水)益田所長が「原発温排水が海洋生物に与える影響」について毎日放送の取材を受けました。
インタビューでは高浜原発近海(高浜町音海)において2004年から継続している潜水調査の模様を話しました。
2014年4月12日(土)17:30~19:00「報道特集」(TBS系)にて放送予定です(当初の予定より二週間延期されました)。
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