| 舞鶴市ナマコプロジェクト |
* ナマコの天然採苗方法の確立 * ナマコ種苗生産技術の確立 * ナマコ採苗・放流エリアの選定 |
* ナマコの生態 5/27 更新 |
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*マナマコの天然採苗方法の確立及び採苗・放流エリアの選定について |
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研究の概要 舞鶴湾において効率的な天然採苗及び放流によるマナマコ資源の増殖を図ることを目的として、以下の研究を行っている。 目合いや付着材料の異なるタイプの採苗器(n = 48)を設置し、採苗された稚ナマコの個体数、体長、体重の違いを もとに舞鶴湾における効率の良い採苗器を検討している。検討項目は下記としている。 ・カゴの検討 (目合い23 mmのカゴや4.5 mmのタマネギ袋など4種類) ・付着材料の検討 (マガキ、岩ガキなど4種類) ・採苗器の設置深度の検討 (深度2、4、6 m) ・採苗器の回収時期の検討 (9月上旬から12月下旬までの2週間毎) A効率的な採苗及び放流エリアの選定 平成22年5月から11月までの7ヶ月間、舞鶴湾内の14地点(深度4 m)に採苗器(10 mm目合いのカゴ、カキ殻10 kg)を 設置した。各地点で採苗された稚ナマコの個体数、体長、体重をもとに舞鶴湾内における効率的な採苗エリアの選定を 行っている。また、放流エリアは、舞鶴湾内の水温及び水深から選定を試みている。 |
![]() 設置前 ![]() 設置後 | ![]() | ![]() ![]() |
| 採 苗 器 | 採苗器の回収風景 | 採苗された稚ナマコ |
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*舞鶴湾におけるマナマコ種苗生産技術の確立について (The establishment of the method for stock enhancement of Japanese sea cucumber in Maizuru Bay) |
大嶋 真謙 (Masakane Oshima) |
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研究の概要 飼育実験により舞鶴湾のマナマコの種苗生産技術を開発し、持続的な人工種苗生産方法を検討することを目的として 以下の研究を実施しています。 1.採卵 採卵は、親ナマコを湾内で採集し、2−3日ほど飼育水槽に収容したあとに実施します。現在の採卵方法は、 水温を急激に上げる「温度刺激」と産卵誘発剤「クビフリン」の注入という2通りです。 2.浮遊期幼生の飼育管理 浮遊幼生の飼育は、水温20−22度の止水環境下で行います。餌には「キートセラス・グラシリス」という 植物プランクトンの一種を使用します。 給餌は、卵黄を吸収してアウリクラリア幼生になった時点で開始します。もし孵化直後から給餌を始めると、 開口していない関係で残餌による水質悪化を原因とした減耗が起きますし、逆に給餌開始が遅れると飢餓に よる死亡個体が増えます。そのため、給餌の開始時期は注意が必要といえます。 3.採苗および稚ナマコの飼育 アウリクラリア幼生は孵化後10日ほどたつと、ドリオラリアという幼生に変態します。このときに、藻類が 付着した波板を採苗器として使用することにより、採苗を実施します。採苗器に着底した幼生は稚ナマコへ 変態し、親と同じ底生生活を始めます。 稚ナマコは波板に付着した藻類のほか、定期的に与えられる配合餌料を食べて成長します。 なお、採苗以降の飼育は長期におよぶので、止水から流水に切り替えることで水質保全に努めています。 着底直後は、外からの海水に混入してきた小型甲殻類により大規模な食害がしばしば起きます。 当実験所では、マアジなどプランクトンを主食とする小魚をいっしょに飼育することによりこの問題に対処しています。 4.種苗の放流 稚ナマコの平均体長が30 mmに達したら湾内へ放流しますが、イトマキヒトデやチヌ(クロダイ)などの 捕食者に襲われる可能性はまだ残っています。そのため、そうした捕食者からの隠れ家となるカキ礁地帯を 放流場所とします。 |
| 放卵中 立ち上がって・・・ | 上部に天敵のカイアシ類 | 二ヶ月ぐらい |
| ナマコ資源の増殖や管理の手法について京都府漁業共同組合(舞鶴地区)へ技術の移転を行い、事業を完了する。 |
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